国領の紹介-まちを歩く-

見どころスポット

enjoy walking こくりょう map 常性寺 都立野川公園 深大寺と神代植物園 野川流域 深大寺自然広場 祇園寺 妙円地蔵 國領神社 光照寺 旧北浦駅跡 旧軌道敷跡 馬頭観音 芸能美術文庫パル 昇福稲荷 国領駅 野川流域 椿地蔵 せせらぎの小道 花火大会 布多天神社 西光寺

■国領駅

なんたって、国領地域の中心。
平成24年8月19日には、連続立体交差事業により地下駅となりました。
平成25年10月には新駅舎が竣工予定です。
今まさに移り変わり行く国領駅。

写真は、中央に仮の改札通路ができた様子です。
北側にコクティ、南側にココスクエアがあります。

踏切がなくなったため、南側のロータリー脇に信号と横断歩道が設置されました。

国領駅

■旧北浦駅址

現在の京王線は大正2年(1913)に笹塚―調布間が開通、昭和2年まで、国領駅は国領であったり北浦であったり、またその位置も違っていました。
北浦といっていたときの駅舎の位置を示す跡址が現在の自動車展示場裏に立っています。

旧北浦駅址

■旧軌道敷跡

現在の市立第7中学校敷地の北端に、大正2年から昭和2年頃まで走っていた旧路線軌道敷跡の木柱が建っています。現在の調布警察署付近甲州街道から柴崎―北浦―国領(後に布田?現在の国領町1丁目)と続いていたようです。側には野川が流れ、北浦手前で野川を渡っていたようですね。サイクリングや散歩のついでに要必見。

旧軌道敷跡

■昇福稲荷ほか

国領駅北側にあり、地元商業者を中心に祀られているそうですが、その由来はよくわかりません。
駅前広場に鎮守の森が? 楽しいですね。

調布市域の民俗事象にとって、稲荷と地蔵信仰は今日まで続く生活や風俗、地域の雰囲気を知るのにたいへん参考となります。国領は深大寺に次いで稲荷社やお地蔵さんが多いところといわれています。
(詳しくは調布市刊行の『調布市史』民俗編参照)

カサモリ稲荷、八雲稲荷、小川稲荷、小林稲荷、
谷戸稲荷、矢ケ崎稲荷、赤稲荷、杉崎稲荷、
土方稲荷、小川稲荷、石原稲荷、箱屋の稲荷、
金子稲荷などなど。

以前の昇福稲荷
以前の昇福稲荷

現在の昇福稲荷
現在の昇福稲荷

■妙円地蔵、椿地蔵ほか

市内のお地蔵さんでもっとも有名なものが、菊野台1丁目の路傍にある妙円地蔵。
文化2年(1805)の建立。
江戸時代文化・文政の戯作者滝沢馬琴の本にもでてくるとか。

また、下布田南の品川道十字路にあるのが椿地蔵。
名前の由来は背後にある市の天然記念物「シロハナヤブツバキ」から。
造立は享保20年(1735)。

祭神の一番がお稲荷さんなら、石仏信仰の一番はお地蔵さんというわけで、これも地味だけど、要チェック、ですよ。
身近なところの癒し系。
(詳しくは調布市刊行の『調布市史』中巻参照)

妙円地蔵
妙円地蔵

椿地蔵
椿地蔵

■いぼとり地蔵と光照寺

柴崎町1丁目にある光照寺境内に鎮座するのが通称いぼとり地蔵さん、参道のほほえみ七福神とともに訪れた人を出迎えてくれます。
なんとも可愛いらしいお地蔵さんですが、由来はよくわかりません。

光照寺は、もともと柴崎村にあって江戸時代寛永年間(1624~43)に廃寺となった三界寺が前身のようで、現在の本堂は昭和48年(1973)に再建されたもの。
その他国領町周辺の路傍には、ユニークなお地蔵さんがいくつか鎮座しています。

いぼとり地蔵

■馬頭観音ほか

地蔵尊に次いで数多く見られるのが観世音菩薩像、そのうちの馬頭観世音の由緒正しい一つが国領町1丁目の常性寺境内にあります。
文政7年(1824)というから、19世紀に入って一般農民が馬を持つようになって馬の守護神として祀った頃と重なります。
もともと野川分流の馬橋(小橋)(現在の調布警察署の北東方面)の北西にあったもの。
その昔、甲州街道の拡幅により移動、さらに昭和30年(1955)に現在地へ。

馬橋というと、甲州街道・布田五宿の人馬継ぎ立ての場所の地名的名残り、国領地域の街道宿場町だった頃の往時をしのばせますね。

因みに、造立に当たっては市域及び近隣の19か村のほか、八王子の馬持中・嶌(縞)買中などが協力したそうです。

馬頭観音

■「調布七福神」

庶民の信仰で、より現世利益を求める気持ちが七福神信仰でしょう。

昭和60年(1985)に関係寺院が集まって結成されたのが「調布七福神会」で、これを調布市がバックアップし市内観光とリクリエーションを結びつけて今日に続いているのが「調布七福神巡り」です。
お正月に、緑色のノボリを見つけられた方がいらっしゃるでしょう。

西から廻ると西光寺(大黒天)―大正寺(恵比寿神)―常性寺(布袋尊)祇園寺(福禄寿)深大寺(毘沙門天)―明照寺(弁財天)―昌翁寺(寿老人)の7か寺です。
国領からは常性寺と祇園寺が近いです。
(詳しくは調布市観光協会へ)

「調布七福神」

■常性寺

ちょうふ八景(調布市観光協会HP)」のひとつで国領町1丁目。
布田駅から北へ旧甲州街道沿い。

常性寺は鎌倉時代の創建といわれもとは多摩川沿いにあり、慶長年間(1596~1614)に現在地へ移築されたそうです。
本堂のほか、境内には不動堂、薬師堂があり、とくに不動堂は成田山不動尊の分身を祀り、布田のお不動さんとして近在に親しまれています。

常性寺公式HP

常性寺

■祇園寺

調布七福神」のひとつ。

国領駅から北へ約1kmの距離にあり佐須町。

虎狛山日光院祇園寺と号し天台宗。
閑寂で落ち着いた雰囲気をもつ境内で、市内寺院では最も古い縁起をもち、深大寺と同じ満功上人の創建と伝えられています。

祇園寺

■国領神社と千年の藤

旧甲州街道バイパス国道20号線に面し、八雲台小学校の南に位置します。

本社はもともと小学校の北裏にあったもので、現在地の神明社と合祀して新社殿を造営したのが昭和38年(1963)のことだそうです。

境内の藤棚は毎年5月になると見事な花をさかせ、多くの人の目を楽しませています。

國領神社公式HP

国領神社

千年の藤

■野川流域

国領町に北東面して三鷹・調布・狛江とゆったり流れるのが野川です。

現在のように整備されてきたのは最近のことです。
私たちが小さい頃はどぶ川のようで、しばしば洪水も起こしていました。

国領駅からは柴崎へ向かって徒歩5分、金子住宅のところから川岸に降りることができます。

水鳥などのバードウォッチングやサイクリング、ウォーキング・ジョッギングを楽しむ人も多く、身近なところのいこいの場となっています。
沿岸の桜の開花期には、とくに八雲台から佐須町にかけてライトアップもされ、実に見事な光景となります。

野川流域

■都立野川公園

草原と雑木林に覆われた38万平米という広大な公園で、北側を流れる野川付近は湿地帯となっていて水生植物や動物の宝庫、南側には豊かな芝生にテニスコート、アスレチック施設、バーベキューエリアなどなど。

自然保護地域で、野鳥や野草の観察ができるのも楽しいところです。(駐車場あり)

都立野川公園公式HP

都立野川公園

■多摩川と「せせらぎの小道」

布田崖線といわれて、ちょっと前まで湧き水が豊富に流れていたところは通称ハケ下といわれ、自然の清涼な水が野生のワサビなどを育てていました。

国領駅からは多摩川方向へ南下して、染地の多摩川住宅、第3中学校へ入りかかる際伝いです。
徒歩約10分。

この付近の用水を暗渠にしてつくられた散策路が「せせらぎの小道」です。
残存する雑木林と街路樹に挟まれてちょっとした雰囲気の空間となっています。

「せせらぎの小道」

■調布市花火大会

調布市の南端を流れるのが多摩川。
多摩川原橋付近からの富士山、川沿いの堰堤風景など、見ごたえ充分。

国領からはその昔トロッコ道といって、多摩川の砂利を採掘していた頃の道が直近のルートとなります。
往時をしのばせる多摩川までの道のりです。

この多摩川で毎年行われる調布市花火大会は、すっかり地域はもちろん全国に知られた風物詩となりました。

平成25年度は8月24日(土)開催を予定しています。
※荒天の場合、翌日に順延

調布市花火大会公式HP

調布市花火大会

■高津装飾美術芸能美術文庫「パル」

映画のまち調布を象徴して、いまも企業活動を大きく展開しているのが国領町1丁目にある高津装飾美術株式会社です。
時代劇ばかりでなく現代ドラマでもその名前をご覧になった方が多いのではないでしょうか。

映画やドラマのセットや道具、設備、衣装などあらゆる影像の背景を提供している会社です。

この所有する建物の地下に設けられているのが、高津装飾美術芸能美術文庫「パル」です。
こまめに企画展等を開催していますので、ぜひ一度たずねてみてください。

お問合せは電話042-487-5747まで。
開 館:午前10時~午後5時
休館日:日・祭・年末年始
入館料:大人500円

ただいま休館中です。
再開などの詳しい情報は、公式HPでご確認下さい。

高津装飾美術芸能美術文庫「パル」公式HP

高津装飾美術芸能美術文庫「パル」

■深大寺と神代植物公園

ちょうふ八景(調布市観光協会HP)」の筆頭というとやはり深大寺。

おそばと植物公園の桜やバラ園、季節の樹木・草花観賞に内外から訪れる人も多く、調布のイメージ№1といったところです。

深大寺は天台宗の古寺で、開祖は満功上人とされ、天平5年(733)の創建。
茅葺きの山門をくぐると、本堂、元三大師堂、釈迦堂があり、とくに金銅製の釈迦如来像は国宝の白鳳仏で、関東地方最古のものだそうです。

神代植物公園は東京都の施設で、広さは約47万平米、この中にバラをはじめウメ、ツツジなどの花、大温室などなど、植物は4,500種10万株にのぼるそうです。

いずれも、調布駅やつつじヶ丘駅からバスが出ていますが、国領から野川沿いにウォーキングで行かれるのが、おすすめです。
とくに4月の野川沿いの桜の開花にあわせていかがでしょう。
最高の楽しみ方です。

深大寺公式HP
神代植物公園公式HP

深大寺

■深大寺自然広場

通称かに山といわれているところを含めて、都有地約32,000平米を市が借り受け、キャンプ場や休憩広場、ホタルの小川、野草園(写真)などを設け、市民のいこいの広場としているところです。

詳しくは、調布市市役所「緑と公園課」まで

深大寺自然広場

■布多天神社

旧甲州街道に参道入口があり(現在の天神通り商店街入口)国道20号線は社前近くを通っています。

多摩地域有数の古い神社で、調布の名称の発祥にまつわる話しが伝わり、毎月25日には市が立ちます。

太閤秀吉の制札と狛犬が有名で、市の文化財となっています。
調布駅北口より徒歩5分。

布多天神社公式HP

布多天神社

■近藤勇の史跡

平成16年のNHK大河ドラマ「新選組」に因んで、近藤勇の生地ふるさと調布を内外に向けてアピールし、まちおこしの起爆剤にしようということで、市内でも様々な催しや史跡の顕彰が行われました。

写真は飛田給駅より徒歩5分、西光寺。
ここには、近藤勇坐像があります(写真の左側真ん中あたり)
(詳しくは調布市調布市観光協会のホームページをご覧ください)

西光寺

国領むかしMAP & NEWS

大正後期~平成14年頃の写真をちりばめて、“国領むかしMAP”を作ってみました。
地図を見ながら国領を歩いてみると「ここには以前こんな店があったのか。」、「70年前はこの道を馬がトロッコをひいて歩いていたんだ!」、「このあたりには鍛冶屋職人がたくさんいたのか…。」、「子ども達が野川で泳いだりイカダを作って遊んでいた?」、「昔は水が多かったのかな?」などなど、新たな発見や驚きがあるかもしれません。
当時を想い浮かべながら、むかし散歩をお楽しみください。

国領むかしMAP&NEWS

国領むかしMAP&NEWSをpdfでダウンロード

以上、2013年9月30日発行の182ch Vol.60より抜粋。
「国領むかしMAP & NEWS」の著作権は、株式会社ウィードにあります。